北九州で人気なマッサージサロンが教える熱中症対策に今日からすべきこと!
2024/06/06
まず、熱中症のメカニズムとは
熱中症のメカニズム
熱中症は、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がたまって体温が上昇することで生じます。
1. 体内における熱の産生と放出
産熱: 筋肉活動や体温維持などによって体内で発生する熱。
放熱: 汗をかいたり、皮膚表面から熱を放出したりすること。
2. 体温調節機能
体温が上昇すると、脳にある体温調節中枢が感知し、汗をかいたり、皮膚表面の血管を広げたりして、放熱を促進します。
体温が下降すると、血管を収縮させたり、震えたりして、産熱を促進します。
3. 熱中症の発生
高温多湿な環境や、激しい運動などにより、産熱量が増加したり、放熱がうまくできなくなったりすると、体温が上昇します。
体温が38℃を超えると、体温調節機能がうまく働かなくなり、熱中症のリスクが高まります。
体温が40℃を超えると、重症な熱中症(熱射病)になる可能性があります。
4. 熱中症の症状
軽度:めまい、立ちくらみ、頭痛、筋肉痛、大量の汗
中等度:吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、意識朦朧
重度:体温40℃以上、意識消失、けいれん、呼吸困難
熱中症になると
大ごとですねm(_ _)m
最悪、死の危険性や低酸素血症による脳障害の後遺症リスクもあります
そのためにとっておきの対策があります!!!
さて暑熱順化とは聞いたことがありますか?
暑熱順化
暑熱順化とは?
暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。
暑い日が続くと、次第に体が暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。
暑熱順化による変化
発汗: 体温が上昇すると、汗をかくこと(発汗)による気化熱や、心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で、体温を調節します。
血液量: 皮膚の血流が増加し、より多くの熱を放出できるようになります。
心肺機能: 心拍数や呼吸数が上がり、効率的に酸素を取り込み、熱を産生することができます。
ホルモン: 体温調節に関わるホルモンの分泌量が増加します。
暑熱順化の効果
・熱中症のリスクを低下させる: 体温が上がりすぎにくくなり、熱中症になりにくくなります。
・運動能力の向上: 暑さに慣れていない場合よりも、暑熱環境下での運動能力が向上します。
・疲労感の軽減: 暑さに慣れていない場合よりも、暑熱環境下での疲労感を感じにくくなります。
暑熱順化の期間
個人差はありますが、数日から2週間程度かかります。
暑熱順化のやり方
軽い運動: ウォーキング、ジョギング、サイクリング、筋トレなど、軽い運動を日常的に行う。
入浴: ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かる。
サウナ: 慣れてきたら、サウナに入るのも効果的。
高温多湿な環境への曝露: 無理のない範囲で、高温多湿な環境に少しずつ体を慣らしていく。
注意事項
体調が悪い場合は無理しない: 体調が悪い場合は、暑熱順化を控え、十分な休息をとる。
水分補給: こまめに水分補給を行う。
日陰: 日陰を選んで行動する。
服装: 通気性の良い衣服を着用する。
まとめ
暑熱順化は、熱中症予防に効果的な方法です。
無理のない範囲で、暑熱順化に取り組んでいきましょう。
熱中症になると大ごとですね
しっかり今日から体作りをしていきましょう
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